「ダイアンを飲んだら太る」は嘘?

ダイアンは、低用量ピルの中でも、ある副作用の生じる危険性が高いと言われているそうですね。その副作用とは、肥満。医療技術が発達した現代では、低用量ピルに含有される女性ホルモンの量も厳密に調整できるようになったため、服用することで体重が増加するという副作用が生じる可能性自体、とても低くなったと聞きます。それにもかかわらず、なぜダイアンは依然として、肥満の副作用が高いと言われているのでしょうか?

 

そう言われる原因は、ダイアンに特有的に含有されている、ある黄体ホルモンにあるそうです。その黄体ホルモンとは、酢酸シプロテロン。なんでも、男性ホルモンを抑制することで、身体の筋肉を徐々に脂肪へと変えるだけでなく、運動をしたり栄養を摂取したりしても、筋肉に還元されにくくしてしまうのだとか。となると、確かにダイアンを服用することで、体重が増加してしまう危険性は否定できませんね。

 

しかし、その危険性はそこまで高くないみたいです。なぜなら、低用量ピルとしてダイアンを服用する場合、その量はあくまで1日につき1錠だからです(性同一性障害治療の場合、1日に2~3錠は飲むため、上記の危険性は高いそうです)。そのため、必ず太ると悲観することはなく、服用中は少しだけ栄養管理に注意するだけで良いとのことでした。